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苅田 知則カリタ トモノリ

所属部署
教育学部 特別支援教育
職名准教授
メールアドレス
ホームページURLhttp://www.karilab.jp
生年月日
Last Updated :2017/11/08

研究者基本情報

学歴

  •  - 2000年, 九州大学, 人間・環境学研究科
  •  - 1995年, 九州大学, 教育学部

経歴

  •   2008年, - 愛媛大学教育学部
  •   2005年, - 愛媛大学教育学部
  •   2004年,  - 2005年,  東京大学先端科学技術研究センター
  •   2003年,  - 2004年,  香川医科大学医学部人間社会環境医学講座

所属学協会

  • 日本心理学会
  • 日本発達心理学会
  • 日本教育心理学会
  • 人間・環境学会
  • 日本特殊教育学会
  • 日本健康心理学会
  • 言語発達障害研究会
  • ヒューマンインターフェース学会
  • 日本環境心理学会

委員歴

  •   2005年 - 2006年, 日本質的心理学会, 時限付き会務委員
  •   2008年, 日本環境心理学会, 運営委員

研究活動情報

研究分野

  • ヒューマンインターフェース・インタラクション, 障害児者のアクセシビリティ
  • 社会心理学, 環境心理学
  • リハビリテーション科学・福祉工学
  • 特別支援教育, 特別支援心理学

論文

書籍等出版物

講演・口頭発表等

  • Exploring the Impact of Neurodevelopmental Disorders in Families: A Literature Review
    Von Ralph Dane Marquez Herbuela, Tomonori KARITA, Nagano KASHIKI, Akira NAKAYAMA, International Conference on Society, Psychology and Education,   2016年01月19日
  • The Current Situations and Problems about Teachers and Staff engaging in Special Needs Education In case of Ehime University
    International Conference on Education and Psychology,   2015年11月06日
  • How Children with Severe Motor and Intellectual Disabilities Perceive and React to Small Rooms “COZY Room” for Relaxation?
    International Conference on Education and Psychology,   2015年11月05日
  • Educational Supports for Sick Children 1 ~ The Development of Teacher College Curriculum That Can Correspond to the Health Problems in School ~
    Nagako KASHIKI, Tomonori KARITA, Kosuke NAKANO, International Conference on Education and Psychology,   2015年11月05日
  • Educational Supports for Sick Children 2~Consideration of Growth Process about the College Students Volunteer in Hospital~
    Sachiyo YAMASHITA, Nagako KASHIKI, Tomonori KARITA, Kosuke NAKANO, International Conference on Education and Psychology,   2015年11月05日
  • 重症心身障害児に適切に対応できる特別支援教育教員養成プログラムの開発 −医療的ケアを中心とした学際的知識・技能の養成:2年間の取り組みを振り返って−
    苅田 知則, 樫木 暢子, 中野 広輔, 吉松 靖文, 日本特殊教育学会第53回大会,   2015年09月21日
  • GPS 機能付き携帯電話を用いた発話困難児者向けコミュニケーションエイドの開発
    苅田 知則, 樫木 暢子, 石丸利恵, ヒューマンインタフェースシンポジウム2014,   2014年09月10日
  • 言語発達遅滞児が他者の行為を理解する能力を促進する関わりとはどのようなものか?-交代課題の場面観察を通した予備的検討-
    大谷 吉輝, 苅田 知則, 矢野 聡一, 神﨑美穂, 松田 恵美里, 米田 あい, 大城 奈津紀, 大城 朋子, 高須賀 愛, 言語発達障害研究会第27回大会,   2013年11月24日
  • 発達障害児に対するデジタル教材等を用いた防災教育に向けて
    龍 海咲, 苅田 知則, 岸田 直也, 渡部 舞, 教育情報学会29回年会,   2013年11月10日
  • 肢体不自由児の摂食指導に関わる研修にデジタル教材は有効か
    近藤 久起, 苅田 知則, 岸田 直也, 教育情報学会29回年会,   2013年11月10日
  • 重度重複障害児は教材教具をどのように知覚しているか?
    山本 早紀, 苅田 知則, 岸田 直也, 教育情報学会29回年会,   2013年11月10日
  • iPad 等を用いた発達障害児へのアートセラピーの取り組み
    相原 麻梨菜, 苅田 知則, 渡部 舞, 教育情報学会29回年会,   2013年11月10日
  • 読み書き困難児における ICT を用いた学習支援の検討
    渡部 舞, 苅田 知則, 岸田 直也, 石丸 利恵, 龍 海咲, 教育情報学会29回年会,   2013年11月10日
  • 重症心身障害児へのiPadフィッティングのための指標づくり
    岸田直也, 苅田知則, 渡部 舞, 龍 海咲, 教育情報学会29回年会,   2013年11月10日
  • 特別支援学校教員養成課程における医療的ケア実施のためのカリキュラム開発1~特別支援学校における医療的ケア実施の到達点を踏まえて~
    苅田 知則, 樫木 暢子, 日本特殊教育学会第52回大会,   2013年09月01日
  • 7K10 音声発話のない自閉症児への五十音キーボード式コミュニケーションエイドのフィッティングとコミュニケーション指導((課題研究7-2)ICTと特別支援教育(2),教育の原点に光を当てる〜乱流の中の本流を見出す〜)
    苅田 知則, 脇谷 咲, 年会論文集,   2010年08月21日, 本研究では,自発的な音声発話のない自閉症児に対して,五十音キーボード式コミュニケーションエイド(トーキングエイド,あのね♪DS)をフィッティングした.更に,(1)場面・状況に応じてコミュニケーションエイドを使い分けることを指導し,(2)理解・表出語彙を増加させるための個別指導を加えた結果,対象児の自発的なコミュニケーションが増加したので,そのフィッティングと指導のプロセスについて報告する.
  • A-19-17 盲ろう者のコミュニケーション手段と生活上のニーズに基づいたエイドの試作(A-19. 福祉情報工学, 基礎・境界)
    中野 泰志, 前田 晃秀, 大河内 直之, 苅田 知則, 福島 智, 電子情報通信学会総合大会講演論文集,   2005年03月07日
  • A-19-16 点字入出力と音声出力機能を備えた盲ろう児・者用携帯型コミュニケーション・エイドの試作 : 音声出力機能の評価と改良(A-19. 福祉情報工学, 基礎・境界)
    苅田 知則, 中野 泰志, 前田 晃秀, 大河内 直之, 福島 智, 電子情報通信学会総合大会講演論文集,   2005年03月07日
  • A-14-3 盲ろう者におけるコミュニケーションのニーズと困難の分析(A-14. ヒューマンコミュニケーション基礎, 基礎・境界)
    前田 晃秀, 大河内 直之, 苅田 知則, 中野 泰志, 福島 智, 電子情報通信学会総合大会講演論文集,   2005年03月07日
  • 盲ろう者のコミュニケーション特性を考慮したパソコン指導に関する事例研究(collaborationとagent技術/一般)
    大河内 直之, 中野 泰志, 前田 晃秀, 井手口 範男, 苅田 知則, 電子情報通信学会技術研究報告. ET, 教育工学,   2005年02月26日, 自立を目指す盲ろう者は, 独力でコミュニケーションを取ることができるようにしたいというニーズが非常に高い. このニーズに応えるための一つの可能性がパソコンであり, 支援機器とパソコンを組み合わせて利用する盲ろう者も増えてきている. しかし, 利用可能な支援機器のほとんどが視覚障害者向けの物であり, 盲ろう者が利用するためには, さらに設定の変更や技術的な工夫が必要となる. 本研究では, どのような技術的工夫等が必要になるのかを明らかにするために, 盲ろう者向けのパソコン講習会に, 盲ろう者のコミュニケーションに熟達した著者が講師として参加し, 盲ろう者向けパソコン講習会のあり方をアクション・リサーチの手法により事例的に検討した.
  • 3e-6 障害当事者参加と擬似体験による「気づきのまち歩き」ワークショップ その4 : 介助式車いすユーザと介助者双方の視点からの共感的理解(セッション3e「ワークショップ」,研究発表3)
    赤松 裕美, 垣内 啓之, 比嘉 強, 奥山 俊博, 小板橋 恵美子, 苅田 知則, 前田 晃秀, 村田 拓司, 中野 泰志, 福島 智, 福祉のまちづくり研究,   2005年01月31日
  • 3e-3 障害当事者参加と擬似体験による「気づき」のワークショップ その1 : 全盲者の誘導によるまち歩きと共感的理解(セッション3e「ワークショップ」,研究発表3)
    村田 拓司, 全 英美, 布川 清彦, 大河内 直之, 古畑 英雄, 中野 泰志, 苅田 知則, 前田 晃秀, 小板橋 恵美子, 福島 智, 福祉のまちづくり研究,   2005年01月31日
  • 3e-2 「多様な障害のある人とのまち歩き」と「障害擬似体験」による共感的理解を通した「気づき」のワークショップ(セッション3e「ワークショップ」,研究発表3)
    福島 智, 中野 泰志, 大西 隆, 野澤 千絵, 秋山 哲男, 寺島 薫, 村田 拓司, 前田 晃秀, 小板橋 恵美子, 布川 清彦, 苅田 知則, 福祉のまちづくり研究,   2005年01月31日
  • 盲ろう者のコミュニケーションプロセス分析とニーズ抽出 : 盲ろう者対応コミュニケーションエイドの開発に向けて
    大河内 直之, 前田 晃秀, 苅田 知則, 中野 泰志, 福島 智, ヒューマンインタフェース学会研究報告集 : human interface,   2004年12月15日
  • 小学生時代の居心地の良い場所 : 看護専門学校生への質問紙調査による試み
    苅田 知則, 日本教育心理学会総会発表論文集,   1997年09月24日
  • 発達 4-PB5 子どもの遊びにおける「隠れる」行為を導く動機の検討(I) : 劇学的動機論による分析の可能性
    苅田 知則, 日本教育心理学会総会発表論文集,   1996年11月02日

特許

  • 会話補助端末, 苅田 知則, 特願2012-223927, 特開2014-077822
  • 声量表示端末及び声量表示プログラム, 苅田 知則, 特願2011-194463, 特開2013-058820

競争的資金

  • 視線入力型端末と遠隔操作ロボットを適用した長期欠席児の遠隔学習支援システムの開発
    文部科学省, 科学研究費補助金(基盤研究(B)), 苅田 知則
  • 直接操作・感覚運動を代替する支援機器は重症心身障害児のユーザー体験を拡張するか
    文部科学省, 科学研究費補助金(挑戦的萌芽研究), 苅田 知則
  • 重症心身障害児者の地域生活における総合的な教育支援体制の構築に関する実際的研究
    文部科学省, 科学研究費補助金(基盤研究(C)), 樫木 暢子, (1)愛媛県松山市の重症心身障害児のニーズ調査として、保護者の会を対象にアンケート調査を行った。就学前と就学後で共通の課題は医療的ケアを要する子どもたちの日中活動の保障であるが、看護師配置のみならず、教職員の専門性に対するニーズが高かった。結果については発達障害学会(アジア・太平洋発達障害会議)で発表した。この調査結果を基礎資料として、さらに対象範囲を広げたニーズ調査を行うとともに、聞き取り調査を行い、保護者のニーズの背景、必要で実現可能な支援のあり方について検討していく。(2)医療関係のリハビリスタッフとの学習会を月1回程度開催した。アセスメント結果や療育内容を保護者や学校関係者に伝えるためのツール開発や連携方法について検討を行っている。また、愛媛県重症心身障害児(者)を守る会の巡回療育相談に参加し、在宅生活の状況やニーズを伺った。特別支援学校における訪問教育の研修会講師を年4回、務めた。支援ネットワークの設立に向け、病院、療育機関、福祉機関との連携作りを行うとともに、医療的ケアや健康教育、コミュニケーション支援等についてデジタルコンテンツ化を進めている。保護者からのニーズに応えるべく、教職員の専門性向上に向け、特殊教育学会で自主シンポジウムを企画し、教員養成大学における医療的ケアに関するカリキュラム開発を検討した。(3)大学のプレールームにおける療育支援を月6回程度実施した。療育に必要な支援機器や玩具等を購入し、コミュニケーション発達や社会性の発達に対する支援を行った。また、支援機器の使用可能性、フィッティング相談等を行った。療育支援を行っているケースについては、学校等を訪問し、学校生活の様子観察、情報交換等を行うことで支援の方向性について共通理解が得られるよう努めた。このような積み重ねを基に支援ネットワークを形成していく基盤を整備している。
  • 重症心身障害児の主体的行動を促進する物理的環境の解明
    文部科学省, 科学研究費補助金(基盤研究(C)), 苅田 知則, 重度の知的障害と重度の運動障害を併せ持つ重症心身障害児(以下,MID児)は,両障害の程度が極めて重く,異常緊張性反射活動等により主体的行動が制限されてしまう。MID児は,支援がなければ能動的に運動を企図し環境と相互作用することが困難であり,更に身体運動や認知の発達が停滞・遅滞する危険性が高まる。異常緊張性反射活動は精神的負荷によって増大するが, MID児にとって精神的緊張を低減する環境においては,MID児の主体的行動が増加することも知られている。申請代表者は,MID児の主体的行動の参与観察や,その際の生理的ストレス反応の測定を通して,ストレス低減が示唆された環境は,雑音(Noise)が少なく,快感情を誘発する刺激(Signal)の提示頻度が低い(S/N比が高く,提示刺激の周波数が低い)特徴を持つという仮説を提唱した(苅田,2011)。平成25(2013)年度は,苅田(2011)が提唱する「MID児のストレス低減に環境特性が及ぼす効果モデル」に基づき,アクションリサーチを行い,環境のS/N比と刺激の周波数を操作しつつ,MID児の主体的行動と生理反応等の関連について検討を加えた。3名のMID児を対象に,高S/N比環境における主体的行動を観察した。iPadに興味を示すMID児においては,操作と画面反応が一対一になっており,刺激の周波数が低いアプリにおいて主体的行動が増加した。また,刺激に対する過敏さのあるMID児に対して,視覚刺激を少なくし,眼前でゆっくりと移動させたところ,追視や上肢による操作が観察された。生理反応等の測定においては,唾液アミラーゼ測定装置(ニプロ社,唾液アミラーゼモニター),心拍による自律神経測定装置(WINフロンティア社,マイビート)重度障害者用行動記録・解析システム(東京大学,OAK)によるビッグデータ測定が可能であることが示唆された。
  • ITを活用した読み書き障害の評価と教育支援に関する研究
    文部科学省, 科学研究費補助金(基盤研究(B)), 中邑 賢龍, 本研究では、デジタルペンを用いて小学生の読み書きデータを取得し、読み書き速度の標準データを明らかにした。同時に、書字プロセスを時系列的に分析する事で、書き困難を3つのタイプに分類することが出来た。それぞれの困難さに対応した支援技術は即効的であった。支援技術を早期から導入する事で学習の遅れを防ぐ事が出来ると考えられ、その利用を前提にした教育が必要である。
  • 障害・高齢ユーザ本位の技術開発・支援を促進するコーディネータ養成システムの研究
    文部科学省, 科学研究費補助金(基盤研究(B)), 中邑 賢龍, 本研究では、障害のある人が当事者として支援技術開発に参加できるための意義を整理すると同時にそのための教育カリキュラムを開発した。そして当事者に研修を行ない開発周辺の仕事に参加してもらった。障害のある当事者が支援技術開発に関与することでピアから情報を得やすいなどユーザ本位な開発が充実していくだけでなく、障害当事者の雇用や生涯学習の機会を生み出せる可能性を示した。
  • 極低出生体重に伴う学習困難児に対する医教連携による教育支援システムの構築
    文部科学省, 科学研究費補助金(基盤研究(C)), 長尾 秀夫, 3年間の研究を通じて極低出生体重児の学習困難について(1)不器用さ(2)算数の学習困難(3)集団参加の困難の3点が明らかとなった。そして、不器用さには医学的リハビリテーションの早期実施を行った。算数の学習困難には心理検査で認知処理の偏りを明らかにし、教育的には学習習熟度テストを開発した。集団参加の困難には一人ひとりに合わせて参加の促進を図った。これらの成果を公開講座と遠隔双方向情報コミュニケーションシステムを活用して発信した。
  • 音声字幕システムとノートテイクを統合した聴覚障害学生の語学学習支援システムの開発
    文部科学省, 科学研究費補助金(若手研究(B)), 苅田 知則, 本研究では,高等教育機関の英会話の授業において,聴覚障がい学生の情報保障として利用可能なシステムを試作・改良することを目的とした。平成19年度は,平成18年度に行った第1次試作機の改良をベースに,第2次試作機を試作した。第2次試作機は,(1)「学生の近くまで近寄って授業をしたい,健聴学生にはヒアリング指導を重視したい」という英会話担当講師のニーズを満たし,(2)「即応が求められる場面では従来のノートテイクを併用したい」という聴覚障がい学生のニーズを満たすために,IEEE 802.11gに準拠した無線LANを介して3台のノートパソコンでデータの送受信を行うシステムとした。講師用PCは,講師の発話をテキスト化し,ノートテイカー用PCと聴覚障がい学生用PCにテキストデータを送信する役割を担う。そのため,音声認識ソフトウエア(ScanSoft社製「Dragon Naturally Speaking Professional 2005」)と,ノートテイク専用ソフト「まあちゃん」をインストールした。ノートテイカー用PCは,(1)講師や受講生の言動・反応を文字化する,(2)講師用ノートパソコンで変換されたテキストデータを修正する,という2つの作業を担った。テキスト編集用にノートテイク専用ソフト「まあちゃん」を用いるとともに,キーボードに不慣れなノートテイカーが容易に文字化することができるよう,タッチパネル(ワコム社製液晶ペンタブレット「DTI-520Uモデル」)と用いた。聴覚障がい学生用PCには,ノートテイク専用ソフト「まあちゃん」をインストールすることで,講師用パソコンで変換されたテキストデータと,ノートテイカー用パソコンで入力されたテキストデータ,及び手書き入力された画像データを一つの画面に統合する機能を搭載した。
  • 感覚障害を併せもつ重複障害児・者の自己決定と支援技術に関する研究
    文部科学省, 科学研究費補助金(基盤研究(B)), 中野 泰志, 本研究の目的は、感覚障害を併せもっている障害児・者がAugmentative and Alternative Communication(AAC)技法や支援技術(Assistive Technology)を活用できるようにする際、1)どのような感覚情報が利用可能かを正確に評価し、2)本人が利用できる情報に基づいて環境整備をすることの重要性を支援者が共感的に理解し、3)具体的な環境整備をマネージメントするための方略を明らかにすることである。そこで、a)重複障害児・者の感覚機能に関するフィールド調査、b)自己決定に関する理論と手法の整理、c)支援機器データの収集、d)言語を用いない感覚機能評価手法に関する試作・実験を実施した。文部科学省の特別支援教育資料を分析した結果、盲・聾・養護学校に在籍する小・中学生のうち、現在、半数近くの幼児児童生徒が重複障害学級に在籍していることがわかった。特に、盲学校で義務教育を受けている児童・生徒のうち、重複障害は45.8%で、知的障害を併せもっケースが約7割と多いことがわかった。また、聾学校や養護学校にも重複障害児は多く、明らかに視覚障害を併せもつことがわかっている児童・生徒数を推計すると約200人で、そのほとんどが知的障害の養護学校に在籍していた。フィールド調査の結果、このような感覚障害を併せもつ重複障害の場合、本人の意思等を把握するために、従来のAAC技法や支援技術がうまく適用できない場合があることがわかった。その原因として、障害児の自己決定の支援に活用できる支援機器は約1000種類あるものの感覚障害を併せもつ重複障害児にどのように適応すればよいかわからないケースが多いことがわかった。そこで、適切な支援機器選定を支援するために、評価用シミュレーション装置と眼球運動を指標とした視機能評価装置を試作した。
  • 障害者の選挙アクセシビリティの改善に関する研究
    文部科学省, 科学研究費補助金(基盤研究(C)), 村田 拓司, 1.選挙のアクセシビリティの研究平成16年度:電子投票と選挙に関する新見での選管担当者と障害有権者への聞取調査の結果、有権者は同システムの有用性に満足するもそのアクセシビリティ配慮がより広範には活用できていないこと等が明らかになった。17年度:新見調査を踏まえ、都市部の四日市での同様の調査の結果、(1)高齢者の筆記の不安解消、点字の書けない全盲者や知的障害者が独自に投票できたが、(2)両市とも電子投票導入時や機種選定時の障害者の参加機会がなく、引きこもりがちな障害者向け啓発が困難で、配慮とニーズの齟齬があり、(3)電子投票の信頼性への要求が高く、(4)投票機も改良の余地があり、(5)第三者認証、最低限アクセシビリティの法文化も必要なこと等が明らかになった。2.総合支援システムの研究16年度:(1)模擬電子投票後アンケートの分析やバリアフリー専門家討論会による電子投票のアクセシビリティ調査、(2)上記の新見調査の結果、電子投票機の最低限アクセシビリティの確認と、より多様な障害者向けユーザビリティに残る課題、アクセシビリティ等の客観的評価手法やその配慮保障のための法制整備の必要性等が明らかになった。17年度:四日市調査等の結果、(1)点訳選挙公報等の情報入手が困難で、(2)知的障害者も支援次第で参加可能なこと等、選挙参加促進の総合支援策の必要性が明らかになった。3.選挙とまちづくりの研究16年度:バリアフリーのまちづくりのための当事者参加型ワークショップの分析の結果、投票環境整備にはまちの日々のあり方が重要で、障害者のバリアを、彼らを交えたワークショップを通して体験的に理解する必要性が明らかになった。17年度:四日市調査の結果、公共施設の投票所のバリアフリー化が進むも最寄りの小規模集会所等を投票所にするのに難があること等が明らかになった。

教育活動情報

担当経験のある科目

  • 学習・認知心理学, 九州保健福祉大学
  • コミュニケーション機器論2, 九州保健福祉大学
  • コミュニケーション機器論1, 九州保健福祉大学
  • 発達障害児の心理学, 愛媛大学大学院
  • 学習困難への対応2, 愛媛大学大学院
  • 保護者・教師への支援, 愛媛大学大学院
  • 視覚障害児の理解と指導, 愛媛大学
  • 肢体不自由児の心理,生理及び病理, 愛媛大学
  • 代替コミュニケーション論, 愛媛大学


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