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東 賢司ヒガシ ケンジ

所属部署名教育学部 国語教育
職名教授
Last Updated :2019/11/27

研究者基本情報

基本情報

氏名

  • 氏名

    東 賢司
  • 氏名(カナ)

    ヒガシ ケンジ

基本情報

所属

所属・職名

  • 部署

    教育学部
  • 職名

    教授

学歴等

学歴

  • 1994年, 二松学舎大学, 文学研究科, 中国学専攻博士後期課程
  • 1992年, 二松学舎大学, 文学研究科, 中国学専攻博士前期課程
  • 1990年, 東京学芸大学, 教育学研究科, 美術教育専攻修士課程
  • 1987年, 東京学芸大学, 教育学部, 特別教科書道専攻
  • 1994年
  • 1992年
  • 1990年
  • 1987年

学位

  • 教育学修士
  • 文学修士
  • 博士(教育学)

その他基本情報

所属学協会

  • 東方学会
  • 中国出土資料学会
  • 書学書道史学会
  • 全国大学書写書道教育学会
  • 全国大学書道学会

委員歴

  • 2002年 - 現在, 全国大学書道学会, 幹事, 全国大学書道学会
  • 2004年 - 2004年
  • 2004年 - 2005年

経歴

  • 2011年04月 - , 愛媛大学教育学部教授
  • 2007年04月 - 2011年03月, 愛媛大学教育学部准教授
  • 2002年04月 - 2007年03月, 愛媛大学教育学部助教授
  • 1997年04月 - 2002年03月, 大分大学教育福祉科学部助教授
  • 1994年04月 - 1997年03月, 大分大学教育学部講師
  • 2007年 -
  • 2002年 - 2007年
  • 1997年 - 2002年
  • 1994年 - 1997年

研究活動情報

研究分野等

研究分野

  • 芸術学, 美学・芸術諸学, 書道
  • 史学, 史学一般, 中国書道史
  • 教育学, 教科教育学, 書写書道教育

研究キーワード

  • 中国書道史・墓誌・出土資料・石刻資料・書写書道教育

著書・発表論文等

論文

書籍等出版物

講演・口頭発表等

作品

MISC

  • 墓誌研究序論, 東 賢司, 愛媛書道研究, 9, 1, 13, 2019年03月
  • 日本人の教育観・文化観の変化―国語科書写の未履修問題から見る手書き文字の未来―, 東 賢司, 愛媛大学書道研究, 8, 1, 12, 2018年03月
  • 常用漢字と墓誌銘の字体, 東 賢司, 愛媛大学書道研究, (7), 1, 35, 2017年03月
  • 墓誌銘資料の教育的活用, 東 賢司, 愛媛大学書道研究, 6, 1, 19, 2016年03月
  • 山東省の墓誌Ⅱ -東清河崔氏の墓誌-, 東 賢司, 愛媛大学書道研究, 5, 12, 31, 2015年03月
  • 山東省の墓誌Ⅰ -賈思伯墓誌の記述内容と書法- , 東 賢司, 愛媛大学書道研究, 5, 1, 11, 2015年03月
  • 魏晋南北朝時代の墓誌銘に見られる異体字について , 東 賢司, 愛媛大学書道研究, 4, 1, 19, 2014年03月
  • 墓誌に見られる婚姻の記述, 東 賢司, 愛媛大学書道研究, 3, 66, 76, 2013年03月
  • 墓誌の作者, 東 賢司, 愛媛大学書道研究, 3, 57, 65, 2013年03月
  • 墓主の官位と墓誌の大きさ, 東 賢司, 愛媛大学書道研究, 3, 1, 56, 2013年03月
  • 魏晋南北朝時代の女性の墓誌の書と地域性, 東 賢司, 愛媛大学書道研究, 2, 29, 41, 2012年03月
  • 魏晋南北朝時代の男性の墓誌の書に関する検討, 東 賢司, 愛媛大学書道研究, 2, 1, 28, 2012年03月
  • 魏晋南北朝墓誌の形式についての試論-正方形の有蓋墓誌が完成する過程を追って-, 東 賢司, 愛媛大学書道研究, 1, 26, 34, 2011年03月
  • 墓誌の銘文中に見る南北朝時代の婚姻の記録について , 東 賢司, 愛媛大学書道研究 , 1, 35, 47, 2011年03月
  • 北魏墓誌のグループ化と居住・埋葬地, 東 賢司, 愛媛大学書道研究 , 1, 1, 25, 2011年03月
  • 馬衡・唐蘭編 未刊本『甲骨刻辞』調査記録(補), 東 賢司, 愛媛大学教育学部紀要, 愛媛大学教育学部, 愛媛大学教育学部紀要, 57, 207, 212, 2010年10月, 13497243, http://ci.nii.ac.jp/naid/120003059501
  • .馬衡・唐蘭編 未刊本『甲骨刻辞』調査記録, 東 賢司, 愛媛大学教育学部愛媛大学教育学部紀要, 愛媛大学教育学部, 愛媛大学教育学部紀要, 56, 291, 299, 2009年10月, 13497243, http://ci.nii.ac.jp/naid/120003059468
  • トライアンギュレート法を用いた地域連携実習の効果に関する研究(3), 東 賢司 共著, 愛媛大学教育実践総合センター紀要, 2009年
  • トライアンギュレート法を用いた地域連携実習の効果に関する研究(2) -2年次実習の成果について-, 山崎 哲司, 東 賢司, 白松 賢, 日野 克博, 二宮 衆一, 愛媛大学教育学部愛媛大学教育学部紀要, 愛媛大学教育学部, 愛媛大学教育学部紀要, 55, 105, 111, 2008年10月, 13497243, http://ci.nii.ac.jp/naid/120003059426
  • トライアンギュレート法を用いた地域連携実習の効果に関する研究(1), 白松 賢, 山崎 哲司, 東 賢司, 愛媛大学教育学部附属教育実践総合センター愛媛大学教育実践総合センター紀要, 愛媛大学教育学部附属教育実践総合センター, 愛媛大学教育実践総合センター紀要, 26, 26, 95, 105, 2008年, 13473999, http://ci.nii.ac.jp/naid/40016159996
  • 日本人餽蒐集の印譜から還視する異文化異入-伊予の篆刻家河野晶苑コレクションから見た瀬戸内と中国の交流史-, 財団法人福武学術文化振興財団第2回瀬戸内文化研究・活動支援助成報告書〈平成19年度〉, 2, 57, 60, 2008年
  • 河南民族博物館旧蔵甲骨拓本調査記録, 東 賢司, 愛媛大学教育学部愛媛大学教育学部紀要, 愛媛大学教育学部, 愛媛大学教育学部紀要, 第53, 1, 213, 222, 2006年10月, 13497243, http://ci.nii.ac.jp/naid/120003059388
  • 大東文化大学書道研究所所蔵宇野雪村文庫所収の墓誌拓本についての研究-北朝墓誌銘の稀珍拓本を中心に-, 大東文化大学大東書道研究, 13, 76, 89, 2006年
  • 魏晋南北朝時代の墓誌の特徴と作製目的, 愛媛大学資料学研究会古代アジアの出土資料と情報伝達, 平成17年度, 9, 20, 2006年
  • 山東省臨淄県出土の東清河崔氏墓誌群に関する研究(後編)-一族と南朝の関連・崔鴻墓誌の文字-, 大東文化大学書道研究所大東文化書道研究, 12, 124, 136, 2005年
  • 硬筆の重点的学習に関する実験的研究--学生の文字の変化と小学校教科国語(書写)の実践, 東 賢司, 樋口 義行, 愛媛国文と教育, 愛媛大学教育学部国語国文学会, 愛媛国文と教育, 36, 1, 14, 2003年12月, 03898482, http://ci.nii.ac.jp/naid/40006053856
  • 歴史的事実を語る文字資料 (特集 「史記」の時代と書画--歴史を動かした文字の力), 東 賢司, 文人の眼, 里文出版, 文人の眼, 7, 11, 19, 2003年03月, http://ci.nii.ac.jp/naid/40005668283
  • 山東省臨し県出土の東清河崔氏墓誌に関する研究(前編), 大東文化書道研究, 11, 106, 121, 2003年
  • 硬筆指導を中心とした書写の指導方法の模索--「書道一般」の授業実践を通して, 東 賢司, 愛媛国文と教育, 愛媛大学教育学部国語国文学会, 愛媛国文と教育, 35, 1, 13, 2002年12月, 03898482, http://ci.nii.ac.jp/naid/40005657449
  • 漢時代・北魏時代の刻石に関する研究 : 特に墓碑・墓誌の記述内容の検討を中心として, 東 賢司, 教育研究所報, 大分大学, 教育研究所報, 31, 7, 10, 2002年09月, 09113290, http://ci.nii.ac.jp/naid/110001046101
  • 北魏墓誌の寸法と官位の関連性に関する考察, 修美社修美, 79, 31, 41, 2002年
  • 訳注漢碑引経攷(七):巻の一『易』その六, 東 賢司, 大分大学教育福祉科学部研究紀要, 大分大学, 大分大学教育福祉科学部研究紀要, 23, 2, 296, 306, 2001年10月, 13450875, http://ci.nii.ac.jp/naid/110000083194
  • 訳注漢碑引経攷(六):巻の一『易』その五, 東 賢司, 大分大学教育福祉科学部研究紀要, 大分大学, 大分大学教育福祉科学部研究紀要, 22, 2, 490, 506, 2000年10月, 13450875, http://ci.nii.ac.jp/naid/110000083160
  • 訳注漢碑引経攷(四):巻の一『易』その三, 東 賢司, 大分大学教育福祉科学部研究紀要, 大分大学, 大分大学教育福祉科学部研究紀要, 22, 1, 187, 202, 2000年04月, 13450875, http://ci.nii.ac.jp/naid/110000083134
  • 訳注漢碑引経攷(五):巻の一『易』その四, 東 賢司, 大分大学教育福祉科学部研究紀要, 大分大学, 大分大学教育福祉科学部研究紀要, 22, 1, 203, 218, 2000年04月, 13450875, http://ci.nii.ac.jp/naid/110000083135
  • 実践研究ノート 総合的な学習と書写指導--書写指導に関わる教師のアンケート調査から, 東 賢司, 高橋 啓子, 教育実践研究指導センター紀要, 大分大学教育福祉科学部附属教育実践研究指導センター, 教育実践研究指導センター紀要, 18, 63, 78, 2000年, 09194681, http://ci.nii.ac.jp/naid/40004870925
  • 訳注「漢碑引経攷」(2) : 巻の1「易」その1, 東 賢司, 大分大学教育学部研究紀要, 大分大学, 大分大学教育学部研究紀要, 19, 1, 105, 120, 1997年03月, 0914580X, http://ci.nii.ac.jp/naid/110000496713
  • 訳注「漢碑引経攷」(3) : 巻の1「易」その2, 東 賢司, 大分大学教育学部研究紀要, 大分大学, 大分大学教育学部研究紀要, 19, 1, 121, 136, 1997年03月, 0914580X, http://ci.nii.ac.jp/naid/110000496714
  • 訳注「漢碑引経攷」(1), 東 賢司, 大分大学教育学部研究紀要, 大分大学, 大分大学教育学部研究紀要, 18, 2, 259, 274, 1996年10月, 0914580X, http://ci.nii.ac.jp/naid/110000496697
  • 訳注史籀篇叙録(二), 東 賢司, 大分大学教育学部研究紀要, 大分大学, 大分大学教育学部研究紀要, 18, 1, 48, 58, 1996年03月, 0914580X, http://ci.nii.ac.jp/naid/110000496679
  • 訳注史籀篇叙録(1), 東 賢司, 大分大学教育学部研究紀要, 大分大学, 大分大学教育学部研究紀要, 17, 2, 52, 64, 1995年10月, 0914580X, http://ci.nii.ac.jp/naid/110000496657
  • 訳注肥致碑, 東 賢司, 大分大学教育学部研究紀要, 大分大学, 大分大学教育学部研究紀要, 17, 1, 77, 92, 1995年03月, 0914580X, http://ci.nii.ac.jp/naid/110000496644
  • 河南省偃師県出土肥致碑考, 東 賢司, 国語の研究, 21, 32, 47, 1994年10月
  • 漢代鎮墓文考-漢代人の冥界意識の変化-, 東 賢司, 書道研究, 52, 144, 157, 1992年05月
  • 2, 81, 92, 2009年
  • 2007年
  • 13, 76, 89, 2006年
  • 2006年
  • 2006年
  • 2005年
  • 2004年
  • 2003年
  • 2002年
  • 79, 31, 41, 2002年
  • 2001年

その他研究情報

競争的資金

  • 文部科学省 科学研究費補助金 基盤研究(C), 水運を利用した南北朝から隋朝への石刻書法の伝播-篆書の墓誌蓋に注目して-, 東 賢司
  • 文部科学省, 科学研究費補助金 基盤研究(C), 中国中世石刻資料から見る水運と埋葬の連鎖, 東 賢司
  • 文部科学省, 科学研究費補助金(基盤研究(C)), 隷書再発現のメカニズム-中国中世期の石刻資料を端緒として-, 東 賢司, 美学・芸術諸学, 基盤研究(C), 愛媛大学, 1.現地調査中国河南省(洛陽・鄭州・開封・安陽)、河北省(磁県、邯鄲、石家荘)の現地調査を実施し、市の文物保管施設を訪問して、中世の石刻資料の調査と情報収集を行った。この地域は、ぎょう(業+おおざと)城から300キロの圏内にある。また、北魏の都であった洛陽と東魏北斉の都であった磁県と安陽の省境で遺址の現状を調査した。これらの地点ではGPSのログを取り、位置(地図)と写真が一致するようにした。調査の結果、磁県の南部では、東魏・北斉の墳墓が残されていたり、発掘された墳墓の位置がはっきりしており、洛陽と大きく異なることが確認できた。2.資料収集と整理文献資料から、東魏・北斉の石刻資料の整理を行い、データベース化すると共に、造像銘や墓誌資料の文字情報を電子化し、検索ができるようにした。
  • 文部科学省, 科学研究費補助金, 中国魏晋南北朝時代の石刻資料から見た女性と婚姻, 東 賢司, 東洋史|考古学|ヨーロッパ文学(英文学を除く), 基盤研究(C), 愛媛大学, 魏晋南北朝時代には多くの石刻資料が作製されているが、本研究では、墓誌資料に注目した。この時代の墓誌資料は、北魏のものを中心として、約1600件の数量がある。これらの多くは石刻資料としては長文の部類に入り、資料的価値が高い。文章中には、墓主の諱字の他、本籍地・卒年月日・葬年月日もあり、多様な個人的情報を収集することができる。また、すべての資料に記述があるわけではないが、妻や子供の記録、妻の場合はその父や母の記録、男子の子供の場合はその妻、女子の子供の場合は、嫁ぎ先の人物の名称にまで記述が及ぶことがあり、さながら一大家系図を描くことができる。墓誌は清朝末期の碑学派の隆盛のころから注目されだし、中華民国時代に主要な資料が発掘されている。発掘地域は北魏洛陽城の北側の芒山という地点である。しかし、近年の科学的発掘の成果により、新資料が追加されるようになり、情報も多角的に収集できるようになっている。私は、「墓誌データベース」を作成し、発掘報告は言うまでもなく、墓誌の銘文や図版をデジタル情報として管理できるようにしてきた。その結果、知りたい情報が速やかに正確に獲得できるようになった。1件1件をつなぎあわせるために、本研究では、系図作成を積極的に行った。これらを行うことにより、史書ではわからない人物間の近さをみることができた。また、女性と婚姻の情報を整理することが重要であることは、史書に書かれていない第一次情報として利用ができることである。この分析は、細かなつながりを見ることを可能とし、歴史関係の資料として将来的にも利用可能な資料となった。
  • 文部科学省, 科学研究費補助金(基盤研究(C)), 中国南北朝時代の墓誌銘と造像記の接点-妻子・門弟の文末記録から閨閥を追う-, 東 賢司, 東洋史, 基盤研究(C), 愛媛大学, 中国での実地調査や文献収集の結果、墓誌や仏像等の石刻資料に刻まれた文字資料を収集し、すべてをデジタルデータ化した。その結果、1700 件、94万字の文字データを得た。この中には、女性を埋葬する時に作成された資料が約350件ある。これらには、(1)夫人の記録、(2)息子の記録、(3)娘とその嫁ぎ先の記録、(4)息子の夫人とその子供の記録の四種類があり、閨閥構築に利用された。また国境をはさんで対立していた南朝と北朝間には、両国の国境の都市でも婚姻が行われた。
  • 文部科学省, 科学研究費補助金, 台湾で新発見された甲骨片の謎, 東 賢司, 東洋史|考古学|人文地理学, 基盤研究(B), 愛媛大学, 河南民族博物館は、中華民国時代の1927年に河南省教育庁によって計画され、翌年28年5月に設立された機関である。1930年11月に河南古物保存委員会に併入され、河南博物院と改称された。「民族博物院」と称されたのは、2年7ヶ月ほどのわずかの期間であったが、私はこの博物館の存在を近年まで知ることはなかった。旧河南民族博物館所蔵の甲骨片は、この博物館の院長であった何日章が中心となって発掘を行っている。1929年10月21日に発掘を開始し、その後1930年4月までに2度発掘を実施。発掘品が中央に運ばれず、河南省の博物館に収蔵されるようになったのは、河南省の関係者による発掘であったためと想像できる。先行の著録には、収録されていない甲骨群と思われたが、『殷墟文字存真』というごく少数出版された著作に一部の資料を収録していた。著者は、河南民族博物館の建設にも関わった、関百益という人物である。この初集の表紙には「開封関百益選拓、開封許敬参考釈、民国21年初版」とあり、1931年に出版されたことがわかる。値段は50元と極めて高価な資料集である。その後一〜五集と八集が出版されたが、途中の六・七集は資金的な問題で出版されなかったようである。当初の計画では、1集に100片を収録し、全部で800片を収める予定であった。この顛末は、『河南民族博物館館刊』第七・八号に詳しく記述されていることも確認できた。拓本には「河南民族博物院蔵」の収蔵印が押印しているものがある他、採拓した画仙紙を裏打ちし、骨の形に切り取ったものもある。これらは、前節で挙げた『殷墟文字存真』を作成するために採択した可能性が高い。裏打ちした拓本がその証拠となるが、『存真』は、日本・中国・台湾の三国にそれぞれ数カ所保存されているのみの原拓集であり、実地調査から拓本を裏打ちした後に厚紙に貼り付けていることが確認できている。中国古代史の研究に重要な意味を持つ資料であることが明らかにできた。
  • 文部科学省, 科学研究費補助金(基盤研究(B)), 故宮博物院に収蔵される甲骨文の来源踏査-未刊本『甲骨刻辞』の解読を通して-, 東 賢司, 東洋史, 基盤研究(B), 愛媛大学, 本研究は、近年中国で発見した甲骨文の拓本約380葉を基礎資料にした、未刊本と当時の社会状況の関連について調査した海外学術調査である。この資料の中に編者の記述があるが、『甲骨刻辞』という著書は、現在でも出版されていない。当初故宮博物院に収蔵された甲骨であろうと推測していたが、拓本資料の半数の甲骨片が北京大学に現存しており、この資料は初期の北京大学で収蔵された資料を中心に編集されたものであろうと結論づけた。
  • その他の研究制度, 中国南北朝時代の墓誌の研究, 東洋史|ヨーロッパ文学(英文学を除く)|考古学
  • 文部科学省, 科学研究費補助金(奨励研究(A)), 漢字の書体の再分類・様式化に関する研究, 東 賢司, 中国語・中国文学, 奨励研究(A), 大分大学, 本研究は、漢字というものに視点を当て、従来からの書体分類の方法である「篆書・隷書・楷書・行書・草書」の五体の分類が細分化できないかを検討してきた。中国書道史の研究では、中華人民共和国が建国されてからの約50年間に資料を「新出土資料」と総称している。これは、科学的な発掘技術の方法が確立され、文字資料を取り巻く環境、つまりどこにどのようにして収められていたか、墳墓の状況はどうであり他に副葬品は何があったかなどであるが、この周辺情報が得られることによって、文字資料の性格的な位置付けをすることに非常に有益となっている。書体研究と関連がないように思われるが、文字は書かれる場所や材質によって変化してくる。しかし、新出土資料は、中国全土から出土し報告書もばらばらであることから、全ての資料を網羅して知ることは難しく、研究の妨げになってきた。そこで、全ての文字資料と発掘状況を網羅したデータベースを作成し、簡易に検索でき必要な情報を取り出すことのできるシステム構築に取り組んできた。今年は、昨年収集できなかった資料の収集とデータ入力を中心に行ったが、入力・検索する上で問題となったのが、文字コードの問題である。現在の日本・中華人民共和国・台湾という漢字文化圏のコンピュータ上の文字コードはまったく異なり、検索の際にヒットしないことが生じる結果となった。そこで、ユニコードという世界的に統一しているコードに文字を置き換え、整備をした。書体分類上のキーとなる時代は後漢時代である。この時代は、先の五体が全て出揃い存在している時代であり、他に例を見ない時期である。データ化した資料の中から、特に刻石・肉筆書に視点を当てて検討を加え、新たな視点を探り出すことができた。その分類とは、書かれた地域による分類方法で、仮称「地域様式」と述べている。この地域様式は、現在の省別の分類ではなく、後漢時代の郡県による分類である。「熹平石経」後漢時代に作られた石碑の文字を基準にして新出土資料を見ると、「青州・徐州様式」「〓州様式」「予州西部・司隷校尉東部様式」等の細分化が可能であり、この地域様式を各資料に当てはめていくと、例えば隷書か楷書か区別できない資料でも分類できると考えることが可能であるという結論を得ることができた。

愛媛大学教員活動実績

教育活動(B)

担当授業科目(B01)

  • 2019年, 前期, 学部, 新入生セミナーB
  • 2019年, 前期, 学部, 初等国語
  • 2019年, 前期, 学部, 書写演習1
  • 2019年, 前期, 学部, 書写書道概説


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