「魚類の借腹生産」は、有用系統・有用種・絶滅危惧種の生殖細胞を取り出し、より育てやすい宿主魚に移植することで、効率的な配偶子生産を目指す技術です。この技術を確立・実用化することを目指し、北海道大学、米国パデュー大学、チェコ共和国南ボヘミア大学と場所を変えながら、長年研究を行ってきました。顕微注入などの胚操作技法や胚発生過程の観察など、魚卵の扱いに関して経験豊富です。これまでは特に、胚発生期に生じる始原生殖細胞(すべての生殖細胞の元になる細胞)に興味を持ち、得られた知見から、生殖細胞の移植技術を開発しました。
現在は、南予水産研究センターでマグロ類スマの養殖研究を行っています。当然スマでも借腹生産を目指して研究を行っていますが、スマ養殖に本気で向き合うほど、「基礎から応用まで」の幅広い研究が必要であると痛感しています。
現在以下のような研究に取り組んでいます。 1)紫外線による魚類の不妊化手法の開発 3)スマ筋肉の「味」に関する基礎的研究 4)魚類の借腹生産技術開発 5)チョウザメ胚をモデルとした発生学的研究 など | |
cultured kawakawa |
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Visualized PGCs in an embryo |
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